私は幼少期からずっとピアノを習っていました。
現在も演奏家として活動していますが、私が本当にやりたかった楽器はバイオリンでした。
父がピアノが大好きだったということで半ば強制的にピアノを習い始めましたが、小さい頃からバイオリンへの憧れは強かったです。
でも、取り巻く環境などからなかなか言い出せず、今まで来てしまいました。
しかし、結婚をして自由になると一層バイオリンへの思いが強くなりました。
夫からの後押しもあり、30歳にしてバイオリンデビューすることになりました。
たまたま近所にバイオリン教室があったのでそこへ通っています。
バイオリンは幼少期から始めなければ上達が難しいと言われています。
その理由は音感です。
小さい頃は脳が発達途中のため色んなものを吸収する力を持っています。
大人になると吸収しにくくなるので、音感も育ちにくいのです。
しかし、私はピアノを習っていたこともあってバイオリンの習得がかなり早いと先生に驚かれました。好きこそ物の上手なれ、とは言いますが、本当にその通りだなと思いました。
今はバイオリンを始めて3ヶ月ですが、カノンを弾いています。目標はオーケストラに入ることです。
大人になっても夢があると毎日楽しいですね。