子供は遊びの天才というフレーズをどこかで耳にした事が有りますが、我が家の3歳の娘を観ていると本当に遊びの天才だなと思う事がしばしばあります。
お家遊びをしていると、大体がお人形遊びやおままごとになって途中で私も参加して遊ぶことが多いのですが、時々相手にをしてやれない時も出てきます。
そんな時は一緒に遊べない理由を言って聞かせて、暫く一人で遊ぶようにするのですが、そんな時は大抵、お人形遊びとおままごとが合わさったようなごっこ遊びが始まります。
それなりに楽しそうに遊んで居るのですが、どう見てもドラゴンクエスト風の遊びをしていました。
お人形と娘でパーティーを組んでいるらしく、「あの洞窟を調べよう」とか「あのスライムをやっつけるぞ!」と楽しそうにセリフを言っています。
家の中の家具やクッションが敵やダンジョンの障害物になっている様で、その役割は娘の考えたストーリーによって即座に敵や見方、障害物やお宝に変化します。
クッションに向かって「新しい武器を手に入れた!負けないわ!」なんて啖呵をきって、おままごとの包丁で勢いよく攻撃したり、その結果お宝をゲットしたり、観ているとかなり面白おかしいロールプレイングゲームごっこになっています。
「次はボス戦だ!」と数匹の敵を倒した後にはちゃんとボスが待ち受けていたりして、そこらじゅうに有る物すべてが敵やお宝になっています。
武器だって数種類は使いこなすようで、テレビのリモコンはブーメランにもなる様子です。
洗い上げて畳んでおいたバスタオルがいつの間にかマントに使われていたり、お買い物用に買ってあげたマイメロディのポシェットは武器や薬草入れとしてしっかり斜め掛けされていてその中にはビーズのコインが沢山入っていて、細々とすごい凝りようだな、とビックリします。
娘の口から出てくるセリフが、ドラゴンクエストでみたセリフ風すぎて聞いていると面白くて笑ってしまいます。
どう見ても男の子のような遊び方をしていますが、主役の自分の名前が大好きなプリンセスの名前だったり、仲間が負傷するとしっかり手当をするあたり、途中で料理を作って仲間に振る舞うあたりはしっかり女の子です。
普段主人がスマホゲームでドラクエをしていて、娘も一緒に観ていたり、簡単な攻撃ならば娘にやらせていたりするので、いつの間にかドラクエ風の遊びをし始めました。
6年生の長男も親の影響からドラクエ好きで、主人が持っているTVゲーム機や自分のDSでドラクエのソフトを遊んで居て、ドラクエ風TVドラマの勇者ヨシヒコも録画して観ています。
それを娘も一緒に観ているので、余計にドラクエ風の遊びになるようです。
私も実はドラクエ好きなので、娘が自由な発想でドラクエ風の遊びをしていると、あ、これはあのシーンだなとわかる部分がチラホラあり、分かるだけに余計に可笑しくて笑ってしまいます。
どんな物も想像と閃きで武器やアイテム、敵にも見方にもしてしまう子供の発想力に感心しながら、その発想が面白すぎて、見ているこちらも飽きません。