ユーザー車検と一般的にディーラーや民間車検場などで行われている車検との違いはどのようなところにあるのか。
そもそも車検というのは、国土交通省の定める自動車の保安基準を満たしてさえいれば合格となります。誤解をされている方がおそらく多いのではないかと見受けられるのが、車検を受けて合格したにも関わらず、その後に車が故障して「この前車検受けたばかりなのに!」と怒る人が結構いるという点からもよく分かります。
車検というのは何度も言いますが、自動車の保安基準を満たしているかどうかのチェックなのであって、悪いところがあるかないかその車の全てをチェックしているわけではないのです。要するに保安基準に関わる部分のみチェックされているだけで不具合があるかどうかは別なのです。ディーラーや民間車検場に車検を委託すると「この部分は修理しておかなければ車検にひっかかります。
この部分は車検とは関係ないですが、そろそろ部品交換しておかないと」など言われます。この「車検とは関係のない」部分を修理するか否かがユーザー車検と一般の車検との違いとも言えます。
利益を出すために実はさほど必要のない場合でも修理や交換を求めてくる業者もいますが、ちゃんとした業者は正直な判断で話を持ちかけてくれます。
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